太陽電池が光を電気に変換する効率を「変換効率」といいます。
この単結晶シリコン型太陽電池は変換効率が13%〜17%で比較的高いのが特徴です。しかしながら、製造コストがかかるなどの理由から、コストパフォーマンスに優れた「多結晶シリコン型太陽電池」に次ぐシェアとなっています。
結晶型の太陽電池に比べ変換効率は低いですが、少ない光量でも安定した電圧が得られるため、計算機等に広く使用されています。
その製造過程は結晶型に比べ電力を必要とせず、資源量も数百分の一程度と少ないためコスト削減の面から注目されています。
当社の製品では太陽電池の充電効率だけではなく、実用性など総合的な部分を考慮して製品設計をしています。
例えば、従来品では太陽電池で3時間充電した場合、消費電力の関係上、ライトで約15分ほどしか点灯できませんでしたが、ライト部分にLEDを採用することにより点灯時間を1時間まで延ばすことに成功しました。
このように、ただクリーンエネルギーを搭載することだけを目的とするのではなく、そのエネルギーをどう運用するかを含めた製品設計を常に心がけています。