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- 最強の防災グッズ『スマートフォン』の充電
- あらゆる情報の収集、そして発信に対応するツールであるスマートフォン。小型で邪魔にもならず、普段から使い慣れているスマートフォンが、災害時にも非常に役立つことは間違いありません。しかし、スマートフォンはある重大な問題点を抱えています。それが充電です。災害時に停電が起こると、スマートフォンは充電残量という致命的な縛りを抱えてしまいます。
- 手回し充電機能搭載の廃止
- 本製品の最大の特徴が、手回し充電機能(ダイナモ充電)を搭載していないことです。災害時、停電が起きても手動で発電できる手回し充電機能は、スマートフォンの充電や、ラジオによる情報収集に大きく貢献してきました。
- 技術の進化、充電機能は新たな時代へ
- ではなぜ今回、手回し充電機能を搭載しなかったのか? その理由は大きく2つあります。
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- 1つ、充電速度の長時間化
- 手回しによる発電は、出力が4.5V400mAの発電機が使用されています。しかし、現在のスマートフォンは電池容量が大きく、これでは充電に時間がかかりすぎてしまうのです。いくら手動で発電できるとは言え、充電に膨大な時間を要してしまうのであれば意味がありません。
- 充電速度の長時間化(イメージ図)
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- 2つ、乾電池の性能向上
- 1990年代、乾電池の品質保持期限は3年程度と言われていました。この品質保持期限の短さが、長期保存が求められる防災備蓄品の条件に合わず、手回し充電機能が重宝されることとなりました。しかし、現在その性能は大きく向上し、現在は最大で20年品質を維持する製品もあるほどです。
- これら最新の技術背景を踏まえ、当社では現在の乾電池式充電機能は十分災害時の停電に対応できると考え、あえて手回し充電を搭載しないことにしたのです。災害時の停電対策に、スマートフォンの充電、またはモバイルバッテリーのバックアップとして、当社の新たな防災用ラジオライトはいかがでしょうか。
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