新コンセプトの防災用ラジオライト2機種を4月16日に新発売
~手回し充電機能付きのラジオライトを20年製造している
メーカーが手回し充電を廃止した理由とは?~
株式会社スターリング(本社:大阪府大阪市、代表取締役:吉井 啓人、以下 当社)は、防災用のラジオライトの多彩なニーズに応えるため、従来とは全く異なる新コンセプトのラジオライト2機種を2021年4月16日(金)より発売いたします。
STP-748 ハイパワーラジオライトチャージャー
STP-652 デジタルラジオライトチャージャー
【コンセプトについて】
新商品は、東日本大震災以降被災者からの声が多かった、スマートフォンへの充電機能を強化した商品となります。
2004年頃の携帯電話は、600mAh程度の電池容量でしたが、2021年現在ではスマートフォンの登場で3000mAhの機種がほとんどで、約5倍もの電池容量です。そのため手回し充電では、電池容量を1%上げるのに相当な時間がかかってしまうのが現状です。
新商品では、アルカリ乾電池を使用することで、平均3分ほどで1%上昇させることができます。
また、90年代には3年だったアルカリ乾電池の推奨使用期限が、現在は10年にまで上がっており、それら周辺技術の高性能化に伴い、新商品2機種では手回し充電を廃止しました。
もちろん、従来通りの手回しの充電機能の製品も継続して販売しますので、今後も多彩なラインアップでお客様に合った、日常でも使いやすい防災用のラジオライトをご提案し続けます。
【デザインについて】
STP-748は、スポーツカーのキャノピーとリアフェンダーの面がまざり合う際に見せる美しい曲面を意識したデザイン。
STP-652は、80年代のラジカセをイメージし、スピーカーコーンをイメージしたデザインを配置し、ラジオにありがちな単調なデザインにならないように仕上げました。
【STP-748 ハイパワーラジオライトチャージャーの概要】
スマホの充電機能とライト機能とを強化した、ラジオライトチャージャー。
ライトの明るさを従来の約12倍(当社5833N比)の約100ルーメンまで明るくし、さらに3段階の明るさ調整機能を搭載。
強力な明かりが欲しい夜中の避難や停電で不安な夜、長時間点灯する弱モードなど、状況に合わせて3つのモードから最適な点灯パターンを選べるよう、ライト機能を強化しました。
STP-748ライト点灯
STP-748充電イメージ(ケーブルは別売り)
サイレン(点滅灯連動)
【STP-652 デジタルラジオライトチャージャーの概要】
スマホの充電機能とラジオ機能とを強化した、デジタルラジオライトチャージャー。
バックライト付きデジタル表示のラジオを搭載。特にバックライトは停電時のラジオ選局時に便利です。さらに今いる地域で受信可能な放送局を自動でスキャン、自動でメモリー登録してくれるATS機能付きで、普段から使いやすいラジオとして機能を強化しました。
STP-652バックライト
STP-652点灯イメージ
STP-652スマホ充電イメージ(ケーブル付属)
サイレン(滅灯連動)/簡易ランタン
ランタンシェード、ストラップ
【当社とラジオライトの歩み】
当社では、1991年にレジャー・アウトドア向けのラジオライトの販売を開始しました。ところが、95年に発生した阪神淡路大震災を契機に、防災向けのラジオライトとして製造販売してきました。
その後、2001年に手回し充電タイプを搭載したラジオライト、『ソーラーダイナモラジオライト』を発売。特に2004年に発売した社内デザインの『マルチパワーステーション』でグッドデザイン賞を受賞。以降、手回し充電タイプのオリジナルラジオライトを多数販売してきました。
ソーラーダイナモラジオライト
マルチパワーステーション
【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社スターリング
Tel:06-6622-8070